商品企画合宿2017を実施しました。

先日2日間の行程で、大白川集落にて商品企画合宿がとり行われました。
この取り組みは昨年から魚沼市が事業主体となり、地域の関係者や専門家と連携して進めている地域の森林資源を活かし、新たな商品を開発することの一環として実施しているものです。
今回は東京から家具デザイナー、建築士1名ずつと、岡山からも家具デザイナー1名、新潟から建築士1名をお招きし、地域の森と木材、昨年度試作した木工品や家具などを見て頂いたうえで検討しました。

  • 商品企画1
    新潟大学神谷教授より説明

1日目は次第に雨となり、大白川に雪迫る中、地域の人たちによって大切に守られてきたブナ林を視察。
どの季節に行っても素晴らしい場所ですが、この時期は葉がすっかり落ち、地面を踏むとまだゴワゴワしており、それが心地よい感触です。
梢の先々に冬芽が芽を出し、遠くから見ると紫がかって見えるのも季節を感じます。


  • カヤの若木

ここ大白川山の神の一帯はブナの純林となっていますが、ブナ以外にもイタヤカエデやミズナラなどの高木に加え、背の低い植生にも様々な木々が生えています。
写真の青々したカヤはブナに負けず、順調に育てば立派な高木に成長する木です。
新潟県内の針葉樹といえば植林された杉ばかり目につきますが、こうして自然と森の中で育っている針葉樹はまさに地域の環境に適した樹種と言えます。他にもこの地域では五葉松や唐松、赤松など多様な針葉樹が見られます。

  • 商品企画3
    民宿『才七』さんにて検討会

2日目、外は1面の雪景色。
県外からいらした方々は驚いていたようですが、地元の私ですらびっくりでした。
午後からはいつもお世話になっている民宿『才七』さんにて、意見交換と検討会を実施しました。
様々な意見がある中、地域の観光と結びつけることや、この地域ならではの根曲がり杉や立派なブナの特性をよく踏まえたうえで、製材~木取りの工程は最終的に出来上がる商品の印象に大きく影響し、重要なポイントであると改めて勉強になりました。
これからこの冬の間に、商品を開発して形にしていきますので、その過程もここでお伝えできればと思います。
こうご期待ください!