魚沼市に流れる魚野川の支流に破間川（あぶるまがわ）があります。
その上流域、大白川集落本村から少し浅草岳方面に上がった所に破間川ダムがあります。
そして、ここ破間川ダムでは、雪解けが盛んなこの季節にだけ見られる特別な景色があります。
「雪流れ」と言われるこの流氷のような光景は、今や新潟を代表する絶景と認識されつつあるようです。

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  例年と比べ気温が高いため、浮かぶ雪も解けはじめています。
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   湖面に映る背後の山とのバランスも見事です。
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   雄大な絶景を前に深呼吸したくなります。

ダムの水面は雪解けが進むにつれ水かさを増し、ダムの湖岸に積もった雪の表面が巻き込まれ、湖面に浮かぶことでこのような景色を形成するそうです。
オホーツク海まで流氷を見に足を伸ばすまでもなく、東京から新幹線を利用しておよそ2時間半でこうした景色に出会うことができます。運が良ければ同時にイヌワシなどの野生動物も観察できるかもしれません。

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  辺りのブナ林の足下はこのような雪穴が開いているよう。木の内部の温度が伝わりおこる現象。
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   ブナの葉が開くまではもう少し！
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   あちこちに雪のトンネルを作ってダム湖に注がれる沢。

破間川周辺の山にも春が少しずつ迫ってくるのを感じられるようになりました。
あと2週間くらいで新緑が見られるかもしれません。
雪がまだまだ残っている大白川、これからが最も美しい森の季節となります。