黒炭って何?

 

炭にもいくつか種類があるのはご存知でしょうか?
今回は白炭の紹介に引き続き、黒炭の紹介です!

 

  • 黒炭
     
  • 黒炭
     

 

【黒炭の特徴】
  以下の表が黒炭の特徴をまとめたものです。

項目 黒炭
窯の温度 700~800℃
炭の取り出し

(窯内消火法)

窯を密閉して空気を遮断し、火が消えてから炭を出します。

生産サイクル 10日位のサイクルで出炭します
長所

・火がつきやすい

・扱いが簡単で火力もそこそこある。

短所

・他の炭(白炭)に比べて火力が劣り、火持ちが短い

・柔らかく型崩れしやすい

  黒炭は約700℃の窯で燻した後、窯を密閉して空気を遮断し、火が消えてから炭を取り出します。10日くらいのサイクルで炭を出します。
  表を見てわかるように黒炭は他の炭より火が点きやすいが、他の炭と比べて火持ちが短いなど、長所・短所があります。
  

炭材の立込み

黒炭取り出し

黒炭取り出し

 

【黒炭の利用方法】
 
みなさんが炭と聞いたとき想定する、ホームセンターなどでよく売っている炭の多くは黒炭です。暖房の燃料としてやバーベキューで使われているイメージがあると思います。
 しかし、他にも黒炭は用途があるのです。例えば茶道で使う炭です。お湯を温める際に燃やすのですが、この炭は「お茶の湯炭」と呼ばれています。特にクヌギの樹を材料としており、切り口が菊の花のような割れ目になっているものが理想であり、「菊炭」とも呼ばれています。
 ※参考ページ:【茶道炭】茶道で使われる炭の紹介!

 

 

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